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2015.05.24 Sunday

CEOはひたすら会社を経営するしかない / ベン・ホロウィッツ『HARD THINGS』

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    先月発売となった本で、一部起業まわりの人たちの間で話題になってる一冊です。

    HARD THINGS

    この著者のベン・ホロウィッツ氏は元々はNetscapeを経て、オプスウェアというクラウド関連の会社のCEOを経て今はベンチャーキャピタリストになった方です。投資先としては、github、Facebook、Pinterest、Twitterや最近話題になっているAirBnBなどがあります。
    CEOとして経験した難問と困難との誠実に向き合い方を書いた一冊ということで、色々と思う所もあり手に取ってみました。

    経営や責任のおもいマネージャー職の人は誰しも経験したことがあると思いますが、その重責に心がつぶされそうになる時があると思います。
    そうした人向けにも、どうその難問に立ち向かうべきか、自分の経験から色々とかいていますが、決してそれがこのベン・ホロウィッツ氏がスーパーマンであるから乗り越えれたというものではなく、誰でも(というのは言い過ぎか)それが参考にできそうな形で書かれています。
    例えば、難問やうまくいかない時に心が穏やかにならない時もあると思います。そうした時のアドバイスとして、
    • (難問や経験を共有できる)友達をつくる
    • 問題点を書き出す
    • 壁側ではなく、コースに意識を集中する
    という、アドバイスを本書でしています。特に3つ目は重要で、マイナス思考でうまくいかないと考えた時に、そのマイナスの方向に意識することによって、そっちの方向に(壁)にぶつかってしまう時があります。特に、ネガティブな考え方や話し方をすることの危険性もこの本では書かれています。

    そして、一番心に響いたことがこの言葉です。
    『銀の弾丸はない、弾をたくさん持つことだ』
    この銀の弾丸は、最悪な状況を一気に打開する策のことです。そんなものがあるなら、みんな必至に探しますよね。
    でも、実際にはないということ、しかし打開する可能性がある弾丸は当然あるわけで、その弾丸を沢山用意することでHARD THINGSを打開することもできるかもしれないということが書かれています。

    うまく行かないときは、どうしても深海にいてまっくらな状態に感じる時もあると思います、そういう時こそしっかりと弾丸を探しかつ打開するための手を着実に打つことが大事なわけです。
    そして、ひたすらCEOは会社を経営するしかない、そう思います。

    この本は、経営者だけではなく部長やマネージャー職の人にも、日々降りかかる困難への立ち向かい方の参考になるかもしれません。僕はそう考えています。
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    ブクログとパブーというサービスをやっている株式会社ブクログで取締役をしています。 主な仕事はマネージャー業務とかです。 ブクログでは広告とか外部提携、パブーではKindleやKoboのディストリビューションの立ち上げなど担当していました。
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